逗子・葉山版 掲載号:2020年1月10日号 エリアトップへ

逗子市 郷土資料館廃止へ 2月の市議会に条例案提出

文化

掲載号:2020年1月10日号

  • LINE
  • hatena
「休館中」の紙が貼られた同館
「休館中」の紙が貼られた同館

 逗子市は桜山の蘆花記念公園にある郷土資料館を廃止する方針を示した。緊急財政対策で2年前から休館し、在り方の検討を進めてきたが、来館者の減少などから役割を果たしたと判断した。

 郷土資料館は1984年、市政施行30周年を記念して蘆花記念公園内に開館した。逗子ゆかりの文学作品に関する展示や、近代から現代にかけて市内で実際に使われていた調度品などの民俗資料、長柄桜山古墳群や持田遺跡などから出土した資料など400点を展示していた。

 建物は1912年(大正元年)に横浜の実業家によって建てられたとされており、17年からは徳川宗家第16代当主家達の別邸としても使われていた。木造平屋建、奇棟造の桟瓦葺きで、8畳間を一直線に連ねる間取りになっている。どの部屋からも海を臨むことができ、敷地内には四季折々の草花が咲いている。

老朽化看過できず

 市の緊急財政対策によって、2018年4月から休館。施設の在り方を検討してきたが、「元来住居として建てられており、文化財資料等の収蔵展示に必ずしも適切な構造でない」「老朽化による雨漏りも確認されており。資料の適切な維持管理にも支障をきたしている」ことなどから、郷土資料館としての役割は果たしたとして、昨年11月、廃止の方針を示した。開館当初は年間3千人以上の来館者があったが、近年では2千人を割り込み、市民の利用が減少していたという。

 パブリックコメント期間中、臨時開場が行われ、4日間で74人が来場した。

 収蔵資料については、池子遺跡群資料館やコミュニティセンターでの展示が可能か検討していくという。

 市は今後、ホームページ上で寄せられた意見を公開。それらをふまえた上で、2月の市議会第1回定例会に同館の設置について規定している逗子市都市公園条例の一部を改正する条例案を提出する予定。その後、建物の利活用方法について検討を進める。

 問い合わせは市社会教育課【電話】046・872・8153へ。

逗子・葉山版のトップニュース最新6

かつての国境 漕いで渡る

逗子在住畠山さん

かつての国境 漕いで渡る スポーツ

沖縄返還50年記念レース出場

5月13日号

町村部門で日本一

広報葉山

町村部門で日本一 社会

10年越しに目標達成

5月13日号

求む!葉山写した8mmフィルム

求む!葉山写した8mmフィルム 文化

秋の上映目指し活動開始

4月29日号

エコのたすき 次世代引き継ぐ

エコのたすき 次世代引き継ぐ 社会

ずしグリーンライフフェス開催

4月29日号

中学校給食の業者選定へ

葉山町

中学校給食の業者選定へ 教育

来年4月から提供開始

4月15日号

発展の礎 後世に伝える

東逗子駅

発展の礎 後世に伝える 社会

開業70周年事業が始動

4月15日号

あっとほーむデスク

  • 5月13日0:00更新

  • 4月29日0:00更新

  • 4月15日0:00更新

逗子・葉山版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

逗子・葉山版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2022年5月13日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook