東日本高速道路株式会社は、横浜横須賀道路の逗子ICの暫定的な利用再開が9月末になることを発表した。
9月14日に行われた「第2回横浜横須賀道路 逗子IC災害復旧に関する検討委員会」の結果を受けたもの。7月3日の大雨によりのり面崩落が発生してから、約3カ月での通行再開となる。
暫定運用について検討委員会は、滑落崖直上の市道部に抑止工を施工することや、車線とのり面の間に防護工を設置し一般車の安全を確保し、動態観測を継続することを確認。本復旧に向けてのり面内に水が供給されないよう保護構造物を施すとともに、排水措置などを行うとしている。
現場は「三浦層群逗子層」と呼ばれ、泥岩砂岩の互層で切土面に対して流れ盤構造となっている。崩落原因は、豪雨により地滑り土塊内の地下水位が上昇し、土塊の一部が不安定となって崩落したものと推定した。
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