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逗子・葉山 教育

公開日:2022.04.01

葉山の教育の未来議論
シンポジウムに約100人

 葉山町教育委員会と町が3月28日、小中一貫教育を視野に入れた「学校教育シンポジウム」を福祉文化会館で開き、約100人が参加した。

 テーマは「ソサエティ5・0時代の教育展望と小中一貫教育」。知識を詰め込むだけの学習だけでなく、AIの発達や社会構造の変革が起きる現代に求められる力の育み方を考えようと企画した。稲垣一郎教育長は「小中一貫教育に向けたキックオフ」と宣言した。当日は、野村総合研究所で10年以上、学校のマネジメント改革や戦略づくり等に従事し、関連著作がある教育研究家の妹尾昌俊さん(逗子市在住)が講演。一色小学校の小吹怜教諭が「人生を主体的に切り開くための、学びの実現を目指して」と題して総合的学習の実例などを示しながら現場報告した。

 その後、妹尾さんと小吹さん、南郷中学の森岡孝校長、葉山中学の永友貴大教諭、山梨崇仁町長がパネルディスカッションに登壇。稲垣教育長が司会を務めた=写真。多忙な現場教員が置かれている状況や地域との関わり方、葉山ならではの教育スタイルの醸成・発信など多岐にわたる意見を交換。スマホで検索すれば簡単に知識を得られる現代において求められる教育について、議論を深めた。

 同教委は2025年4月から長柄小学校と南郷中学校の分離型小中一貫校化を目指している。

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