葉山町は、2050年までに温室効果ガス排出実質ゼロの実現を目指す「はやま気候非常事態宣言」を表明(21年3月)している。その実現への取り組みの一環として、実質再生可能エネルギー由来の電力(以下・実質再エネ電力)の導入を進めている。
9月1日には町役場、保育園・教育総合センター、福祉文化会館、消防署、小中学校など、町内公共施設15施設にコスモ石油マーケテイング社の電力プラン「コスモでんきビジネスクリーン(※)」を新たに導入。
今年3月に導入済みの、葉山中継ポンプ場、葉山浄化センターの2施設の年間電力使用量約240万kWh(キロワットアワー)と合わせ、年間約500万kWhが実質再エネ電力に切り替わった。これは町所有施設の総電力使用量約579万kWh(2021年度実績)の約87・1%にあたる。町の公共施設では年間約3400tのCO2を排出しているが、電力の切り替えにより、年間約2396tの削減となる。
※コスモエコパワー社が発電する風力電源に紐づく実質再エネ電力プラン
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