逗子・葉山 社会
公開日：2023.10.20
ゆめクラブ大学
｢高齢者は社会参加を｣
フレイル予防に効果
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講師の話に耳を傾向ける参加者
逗子市・葉山町・横須賀市・三浦市・鎌倉市の各老人クラブ連合会からなる横須賀・三浦ブロック連絡協議会（加藤春樹会長）は10月５日と12日、高齢者の健康と生きがいをテーマにした講演企画「ゆめクラブ大学」を横須賀市内の県立保健福祉大学で開催した。
５日は同大看護学科の黒河内仙奈（かな）准教授が登壇し、「高齢者の社会参加と大学の授業における地域の方々の活躍」について講演した。
黒河内准教授は、加齢により心身が老い衰えた状態であるフレイルに陥らないための活動要素として、身体活動、文化活動、地域活動をあげた。それぞれが重なり合うことが重要ながら、単独で見た場合、地域活動がもっとも予防効果があることを示した。
その活動のひとつとして、同大が看護学演習に65歳以上の人に協力を依頼している取り組みを紹介。「高齢者のフレイル予防とともに、学生の学びにも役立っている」と語った。
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