神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
逗子・葉山版 公開:2025年6月27日 エリアトップへ

上山口小 微生物の働きに児童驚き 慶大 宮本教授が特別講義

教育

公開:2025年6月27日

  • X
  • LINE
  • hatena
宮本教授(奥)の講義を聞く児童たち
宮本教授(奥)の講義を聞く児童たち

 葉山町立上山口小学校(田中基校長)で6月17日、4・5・6年生を対象に慶應義塾大学理工学部の宮本憲二教授による「微生物」をテーマにした特別講義が行われた。

 身近な細菌の話では口の中や手には細菌がたくさんいるが悪いものばかりではない。腸内には子どもだと約1キログラムの細菌がいて、体調が良い時は乳酸菌やビフィズス菌のような善玉菌が元気で、調子のよくない時は大腸菌やブドウ球菌のような悪玉菌が活発になっているという説明がされた。

 次にマイクロプラスチックによる生物濃縮で人に影響が出る話がされ、1人当たり1週間でカード1枚分ほどのプラスチックを食べていることになると聞かされると子どもたちからは「えーっ」と驚きの声が上がった。

 そのプラスチックを食べる微生物はいるのかという話題になり、同大は葉山町内の学校が給食で使っている生分解性プラスチックのストローを食べる微生物を発見したことを紹介。約2週間で分解されることを知ると児童らは驚嘆していた。

 講義を終えた宮本教授は「子どもの時からこうした話を聞くのは大切な事。家に帰って家族にも話してくれたらまち全体の意識も変わっていくことにつながると思う」と語った。

 同大理工学部は6月10日に葉山町教育委員会と児童・生徒に対する環境教育の充実に関する連携協定を締結した。

逗子・葉山版のローカルニュース最新6

商店街で縁日

商店街で縁日

池田通り・逗子大師通り

7月11日

戦争に翻弄された学び

戦争に翻弄された学び

逗子市在住 千田充子さん

7月11日

千回記念作品も展示

かいのどうぶつえん

千回記念作品も展示

図書館で8月24日まで

7月11日

宵宮でホコ天復活

逗子銀座商店街

宵宮でホコ天復活

7月15日 お祭り広場

7月11日

「税の作文」、8月に対策講座

「税の作文」、8月に対策講座

中学生の参加者募集

7月11日

まちを知り、未来を考える

まちを知り、未来を考える

不動産会社が連続講座

7月11日

あっとほーむデスク

逗子・葉山版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

逗子・葉山版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2025年7月18日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Facebook