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逗子・葉山 社会

公開日:2025.08.29

葉山防衛協会
潜水艦見学で意識高く
広い艦内に驚き

  • 潜水艦をバックに記念撮影

 葉山防衛協会(立川丈夫会長)は8月23日、部隊研修の一環で、米海軍横須賀基地に停泊中の海上自衛隊潜水艦「うずしお」(全長82メートル/2750トン)の見学会を行った。

 同協会員のほか小中学生10人を含め、34人が参加した。

 3グループに分かれ、同艦の乗組員の指示に従い艦内へ。大人1人が入れるくらいのハッチから下に垂直にのびるはしごに戸惑う子どももいたが、乗組員のサポートを受け、自力で降りて行った。

 艦内では士官室、発令所、発射管室、機械室などを見学。発令所では潜望鏡を動かして覗いてみたり、舵のハンドルを動かすなどの体験をした。また、食堂やシャワー室、トイレなど乗組員の生活空間も見て回った。食堂にはテレビが設置されているが、潜水艦内は音を出さないことが求められるため、ヘッドフォンを使用するのだという。限られたスペースを生かすために、ベンチの中にはジャガイモやタマネギなどの常温保存のできる食材がストックされていた。発射管室は比較的広いスペースのため乗組員が筋トレを行ったりするといったエピソードも披露された。

 鎌倉市から両親と一緒に参加した遠藤郁弥さん(11)、雅紀さん(8)は「思ったより中が広くて涼しかった。舵を動かすのが楽しかった。絵日記に書けそう」と感想を話した。

 同協会は子どもたちに自衛隊への理解を深めてもらおうと年3回、同様の研修会を行っている。

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