逗子・葉山 経済
公開日:2025.08.29
うみまちBASE逗子
仕事の地産地消目指す
9月1日オープン
逗子市商工会(山上良会長)が新しく運用するコワーキングスペースが9月1日(月)、逗子5丁目の逗子会館内にオープンする。
これにさきがけ8月5日に行われたオープニングセレモニーでは事前公募をしていた愛称が「うみまちBASE逗子」に決定したと発表された。逗子市在住でグラフィックデザイナーのsora(そら)―so(そー)da(だ)さんの考案。逗子の「海」のイメージと仕事を「生み」出すの2つの意味が織り交ぜられ、地域に密着しさまざまな人たちが集い、仕事やプロジェクトが生まれる「基地」のような場所になってほしいという思いが込められている。
菊池尚同会副会長によれば、コロナ禍以降、逗子にはリモートやPC一つで仕事する人が増えており、施設はコワーキングスペースがメインだが、こうした人たちのマッチング、交流、起業支援、出張窓口相談など商工会ならではの機能を活用していきたいという。「つながる仕組み作りをこの施設が手伝い、大きな産業の少ない逗子としてビジネスの地産地消を促し、商工業、経済、地域の活性化につなげていきたい」とビジョンを語った。
同施設は1階は打ち合わせやワークショップなどに使えるレンタルスペース、2階は自由席10席、3階は固定席14席となっている。
運営・問い合わせは同商工会【電話】046・873・2774。
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