逗子・葉山 社会
公開日:2025.08.29
葉山町中高生議会
町の課題指摘し、提案
生徒8人が質問
「子どもの意見を聞きたい」という趣旨で始められ、今回で12回目を数える「中学生・高校生議会」が8月19日、葉山町議会議場で行われた。中学生5人、高校生3人が町の交通問題、防犯、防災、施設・設備、自然保護などへのまちの取り組みについて、山梨崇仁町長や町幹部職員らと質疑を交わした。
県立逗子葉山高校1年の飯田海響(かゆら)さんは終バスを逃し、暗い夜道を歩いた経験を踏まえ、防犯の観点から、防犯カメラ付き街路灯の設置を提案。町幹部は「プライバシーに配慮しながら、街路灯の活用を検討する」と前向きに答弁した。
学校では生徒会役員をしているという町立南郷中学2年の岩嵜果歩さんは自然災害に対しての町の取り組みについて質問。外国人観光客も多い中、地震や津波の際の防災無線が日本語だけだと指摘。日本語を理解できない外国人に向けての対策を求めた。幹部は「大変厳しい指摘をいただいた。現在の唯一の日本語以外の案内は事前登録制の音声メールだけ。放送や町外からのお客様に日本語以外での案内がどのようにできるか大変課題だと思う。真摯に受け止める」と答えた。
法政大学第二高校3年のデヴォルト珂泉(かい)さんは町の森林に関連する取り組みについて意見を述べた。葉山町とその周辺は土砂災害も多いことから、住民に関心を持ってもらうために、”防災×葉山の魅力”をテーマにしたウォーキングで実際に葉山を歩き、危険個所を確認する企画を提案。町は「ハザードマップを見るだけでなく、地図を持ちながら現場を見て回ることは重要なこと」と賛同の意を示した。
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