逗子・葉山 スポーツ
公開日:2025.09.26
フレスコボール
逗子から世界に挑む
日本代表6人、W杯とブラジル選手権へ
ブラジル発祥のビーチスポーツ「フレスコボール」。ボールとラケットを使いペアで行う競技で、制限時間内に続いたラリーの数と、ボールのスピードでの点数加算や、落球による減点など、ポイントで順位を競う。相手を負かすのではなく、協力しあうことが重要で「思いやりのスポーツ」とも呼ばれる。
逗子市には2019年に「逗子フレスコボールクラブ」が設立し、現在約50人が在籍。このほど、2025シーズンの日本代表に同クラブから6人が選ばれ、10月4日(土)・5日(日)に兵庫県神戸市で開催される日本初の国際大会、ワールドカップに出場する。また、12月に本場ブラジルで開催される選手権大会にも4人の選手が挑む。
大和地亮太さん(31)、未沙子さん(35)はそれぞれ10年と8年のキャリアをもつ日本初の夫婦代表ペア。亮太さんはこれまで16年から20年に代表に選ばれ、今回5年ぶりに返り咲いた。未沙子さんは22年・24年に続き3回目。ミックスのカテゴリで、ワールドカップ以上に本場ブラジルでの大会に照準を合わせ、入賞を目指す。未沙子さんは女子カテゴリでも代表に選出されている。
後藤亨さん(55)と章子さん(54)は昨年設立されたマスターカテゴリー(50歳以上の部)で夫婦で代表に。5年前に逗子に移住し、ビーチを散歩中にフレスコボールに出合い、章子さんが虜になった。スポーツとしての楽しさとともに、大会など行く先々で友人ができることも魅力だと語る。代表選出には「マスターは他のカテゴリとはレベルが違うので」と謙遜。ワールドカップでは入賞を目指し、ブラジル大会では「日伯の懸け橋になりたい」と。
外山祐次さん(49)は逗子フレスコボールクラブの立ち上げメンバーでもあり、日本代表も5回目。「W杯では自分たちらしい豪快なラリーをするという魅力を出せれば結果はおのずとついてくると思う。ブラジルのトップ選手も参加するのでどれだけ通用するか力試しもしたい」と意気込む。
鈴木麻井子さん(42)はキャリア10年で代表は23年に続き2回目。女子カテゴリでの選出だが、特別枠で外山さんとのペアで出場するミックスで、「大和地さん夫婦に近づき追い越したい」と語った。
体験、随時受け付け
同クラブは毎週土曜・日曜と祝日に逗子海岸東側で練習を行っている。時間は午前9時ぐらいから暗くなるまで。随時、体験も受け付け。
問い合わせは同クラブのインスタグラム、Xなどから。
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