逗子・葉山 社会
公開日:2026.01.16
まちの将来決める分水嶺
公共施設再編に言及
葉山町の山梨崇仁町長は1月8日、2026年の年頭記者会見を開き、新年の施策方針を語った。昨年に策定した「第五次総合計画」で掲げた「ウェルビーイング(幸福)」を中核に据え、物価高騰や社会状況の変化に対応しながら、住民が幸せを実感できる町づくりを目指すという。
経済支援策として、物価高騰対策の重点支援地方交付金を活用し、全町民を対象に1人あたり6千円の現金を給付する方針だ。1月下旬の定例会臨時会議に提案し、4月頃の支給を目指して準備を進める。子育て支援の一環として小中学校の給食費無償化にも運用を検討。まずは今年2・3月分を全学年対象に実施し、来年度は中学校の通年無償化に踏み切る考えだ。
インフラ整備では、老朽化した公共施設の再整備が本格化する。学校施設を中心に具体的な設計案をまとめ、住民との意見交換を重ねる方針だ。また、多くの寄付が寄せられた臨御橋の架け替え工事は、今年11月に着工し、28年5月の完成を予定している。
環境施策では、生ごみ資源化の取り組みが環境省の「グッドライフアワード」優秀賞を受賞した。町民の協力による高い資源化率が評価された。また、逗子市の生ごみ受け入れが延長している課題については、年内の運用開始に向けて協議を加速させる意向を示した。山梨町長は「公共施設の再整備などは町の将来を決める分水嶺。最善の選択をしていきたい」と決意を述べた。
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