逗子・葉山 社会
公開日:2026.02.13
ご当地カルタ製作プロジェクト
小栗と横須賀 知る楽しむ
クラファンで協力呼びかけ
2027年のNHK大河ドラマ「逆賊の幕臣」で主人公として描かれることが決まった小栗上野介忠順。近代日本の確立に大きな役割を果たした「横須賀製鉄所」は、小栗が建設を主導し、ここからうまれた技術と人材が以降の日本の屋台骨となった。こうした歴史的背景と小栗の人物像を楽しみながら学べるかるたを製作するプロジェクトが動き出した。
小栗の近代化構想には日本最初の株式会社「兵庫商社」の設立やガス灯の設置、郵便事業、新聞発行など枚挙にいとまがない。そのアイデアの多くは明治新政府に引き継がれ実現されたが、そうした事実はあまり世に知られていない。その理由は彼が「消された存在」であるためだ。小栗の存在を脅威と感じた新政府軍に斬首され、功績とともに歴史から抹殺されてしまったからである。
大河ドラマ化は、小栗の名誉回復が図られる好機となりそうだが、市民レベルでも小栗の偉業や人物像の理解を広げようとする試みがある。それがかるた製作。郷土史研究家で小栗にまつわる書籍を発行している斎藤秀一さんが読み札を、絵札を横須賀在住のペン画家の田ノ岡高志さんが担当し、タウンニュース横須賀支社も協力して「横須賀おぐりかるた」の完成を目指す。かるたの句を通じて小栗の生涯をひとつの物語として表現し、横須賀とのつながりを理解してもらう狙いだ。
製品化に向けてクラウドファンディングを展開中。「For Good」(https://for-good.net/project/1002990)で協力を呼びかけている。
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