六会地区の夏の恒例行事「湘南ねぶた」が8月24日(土)と25日(日)、小田急線「六会日大前駅」東口で催される。ねぶたの運行は午後7時から9時。威勢の良い「らっせぇら、らっせぇら」の掛け声とともに山車が練り歩き、跳人(はねと)やお囃子が祭りを盛り上げる。
「湘南ねぶた」は、六会地区最大級のイベントとして毎年行われているもので、今回で17回を迎える。主催は湘南ねぶた実行委員会(大久保隆会長)。
今回も本場青森から山車が登場。テーマは古代東北の若きリーダー「大墓公(たものきみ)阿弖流為(あてるい)」。阿弖流為は、奈良時代から平安時代にかけて、黄金を求めて侵攻する朝廷の大軍から陸奥の民を守るために遊撃戦を展開した東北守護の英雄として知られている。
そのほか、藤沢養護学校の生徒らが手作りした金魚の山車や、人気キャラクターのアンパンマン、湘南ねぶた初登場のドラえもんの山車も運行。金魚の山車は環境にも配慮し、LEDを使用。発電機を使わずに夜間充電電力で対応するという。山車を引くのは、湘南地域振興会の若手会員や、亀井野町内会子ども会、藤沢養護学校の生徒ら。
青森市篠田町から取り寄せた山車は、本場のねぶた祭りで使用されたもの。キャラクターの山車は、湘南地域振興会の会員や地域住民らが、亀井野町内会の公民館で約2カ月の期間をかけ制作したという。
大久保会長は、「イベントを通して地域活性化を目指し、笑顔の見える商店街にしていきたい」と語った。
両日ともに、午前10時から出店や屋台が開店し、ステージでは多彩なイベントも繰り広げられる。ねぶたの運行する午後7時から9時までは、駅東口周辺道路の交通規制が行われる。
問い合わせは同実行委員会事務局【電話】0466・81・7110へ。
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