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藤沢 経済

公開日:2023.05.12

GW観光客でにぎわう
江の島 商店主ら復調歓迎

  • 観光客でにぎわう江の島弁財天仲見世通り(=6日)

 マスク着用や水際対策が大きく見直されて初のゴールデンウィーク(GW)中、県内屈指の観光地、江の島でも多くの観光客の姿が見られた。島内の商店関係者らは夏本番に向け、「一層客足が戻れば」と期待する。

 晴天に恵まれた6日、満車の駐車場には各地のナンバーがずらりと並んだ。八王子や世田谷、つくば、茨城など首都圏をはじめ、遠くは愛媛や宮崎などさまざまだ。

 「去年は首都圏近郊のお客様が多かったが、今年はより広くから足を運んでいただけている印象。GWらしい景色が戻ってきてありがたい限りだ」。江の島観光会会長の二見将幸さんはにぎわいの復調を歓迎する。

 新型コロナウイルスの感染拡大が落ち着き、今年3月頃から徐々に客足が上向いてきたといい、コロナ禍前と比べた体感は「8割」程度。若い世代の来訪が目立つといい、インバウンド(訪日外国人観光客)も韓国や台湾などを中心に復調傾向にあるという。

 この日、観光客らは海鮮に舌鼓を打ったり、謎解きゲームに興じたり。3月13日からマスク着用が屋内外を問わず個人の判断に委ねられていることもあり、観光客の大半は着用していなかった。

 二見さんは「(新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが)5類に変われば、観光地に足を運ぶ精神的なハードルも下がる。夏休みに向けて一層客足が増えれば」と期待した。

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