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藤沢 社会

公開日:2023.08.09

住民らの寄付で補修完了

  • 補修が完了した社殿と神事の様子

城南・城神明社

 城南の城神明社(たてしんめいしゃ)の補修工事が完了し、5日、例大祭初日に竣工式が行われた。完成から100年近くが経過し老朽化が進んでいたが、住民らの寄付で改修を実現させた。

 同社は1117(永久5)年に当時一帯を治めた鎌倉権五郎大庭景政が勧請したと伝わる。

 城町内会によると、以前から老朽化が著しく、拝殿の傾きや脚柱の強度不足などが課題となっていた。そこで地域住民に補修工事のための募金を呼び掛け。今春までに住民149人から計約300万円を集めた。

 工事は今年4月に着工。破損していた本殿の木製階段を補修したほか、傾いていた拝殿の基礎を改修したて起こすなどし耐震補強も施した。

 同社総代の落合正範さんは「神社は地域の祈りの場。皆さんにご協力いただいたおかげで見違えた」、同町内会の竹中義弘さんは「社殿を後世に残すため、大切に使っていきたい」と話した。

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