ライフセービングスポーツの普及と青少年育成を図る「サーフヒーローズ・ジュニア・ユースシリーズ」が先月27日、片瀬海岸西浜のサーフィンスクールエリアで行われた。湘南地域を中心に、関東各地から約150人のジュニアライフセーバーが集い、技を競い合った。
晴天に恵まれたこの日は、適度に波高があるコンディション。大会には、小学生から高校生まで、ライフセーバーとして活動している人や志している人が参加した。ウェーディングレースやボートリレーなど水辺の人命救助で必要な技術の競技が男女別、年齢別で行われた。
また、障害を持つ人に波を感じてもらうパラサーフィン体験会も行われ、パラサーフィン女子世界チャンピオンの池上凪さんのデモンストレーションや、ボランティアサポートによるサーフィン体験が行われた。ライフセービング日本代表キャプテンの上野凌さんは「今年も多くの人に参加してもらえてよかった。パラサーフィンは誰でも楽しめる海を体現するイベント。来年も続けていきたい」と話した。