戻る

藤沢 スポーツ

公開日:2025.10.03

障害を超え共にプレー
善行でサッカーイベント

  • クラッチという杖を使用してアンプティサッカーをプレーする児童

 「インクルーシブフットボールフェスタ」が先月23日に、善行のアサンテスポーツパークで開催された。親子連れなど33人が参加し、体育館にいきいきとした声が響いた。同イベントは年齢、性別、国籍、障害の有無などさまざまな背景を持つ人が誰一人取り残されることなく、一緒にサッカーを楽しむことを目的とする。

 参加者らはアイマスクを着け音が鳴るボールを用いるブラインドサッカーや、ジョイスティック型のコントローラーで特殊な車いすを操作しプレーする電動車いすサッカーなど計7種の障害者サッカーを体験。県内のクラブや障害者サッカーチームの選手らが一緒にプレーした。

 主催した(一社)神奈川県サッカー協会の伊藤陽介専務理事は「今回のイベントを機にさまざまな形のサッカーの楽しみ方があると知ってもらえるとうれしい」と話した。また「イベント成功のために試行錯誤してくれてありがたい」と各チームへの感謝を口にした。

 普段から弱視のサッカーチームに所属している小学1年生の児童は「難しかったけど楽しい」と笑顔を見せた。一緒に参加した父親は「初めての参加。知らないサッカーを知ることができた」と話した。

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

藤沢 ローカルニュースの新着記事

藤沢 ローカルニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS