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藤沢 スポーツ

公開日:2025.10.24

シニアVS小学生 野球対決
年の差70歳以上、軍配は

  • 熾烈な戦いを繰り広げたシニアと小学生

 スポーツの日である13日、市北部の女坂スポーツ広場野球場で、年の差最大70歳以上の野球試合が行われた。

 対決したのは、60歳以上で構成されるシニア野球チーム「湘南ドリームズ」と、六会小児童からなる軟式少年野球チーム「六会レッズ」の小学5・6年生たちだ。両球団ともに県内で優勝・入賞歴がある実力派。前半は小6と60代チーム、後半は小5と70歳以上チームが全6回で激突した。

 試合を企画した湘南ドリームズの村田義郎さん(65)は「12歳と60歳はだいたい同じレベルと聞いて、対決してみたら面白いと思った」という。

 「われわれがここに来て試合をしているだけでも奇跡」と謙遜するが、試合ではもちろん本気。湘南ドリームズが1回を1対1に抑えると、2回では3点を奪いリード。3回も引き分けに抑えた。

 後半、小学生持ち前の素早さで六会レッズが2点を奪うと流れを変え、5回で11対7と湘南ドリームズが差をつけられた。「足が重い」「体じゅうが痛い」とこぼしつつも「1点取ろうぜ、バッター」「まだわかんないよ」と最後まで闘志を絶やさないシニアたち。かけ声にも熱が入る。結果は12対9で六会レッズの勝利に終わった。

 「子どもたちの素早さとパワーがすごかった。コールド負けくらいやられると思ったが、9点取れてよかった」と村田さん。試合後は同球場でノック練習などを行い、交流を深めていた。

 試合では祖父・親・子の3世代対決も実現した。打席に立った吉田博明さん(72)は「子どもに続けてもらってうれしい」と話し、投手を務めた葵さん(11)は「かっこよかった」と祖父の戦う姿を称えた。

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