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藤沢 経済

公開日:2025.11.14

人材確保は「会社の総合力」

  • モデレーターの長谷川さん(左)と溝口さん

 藤沢市と藤沢商工会議所主催の「FUJISAWA 健康経営フォーラム2025」が10月30日、藤沢商工会館ミナパークで開かれた。市内事業者の人材不足を解消する取り組みの一環として、従業員の健康増進と企業の生産性、業績向上を図ることを目的に、昨年に続く2度目の開催。市内に本社を置く一般企業など54社、76人が参加し、健康経営の理解を深めた。

 「健康経営優良法人2025」の認定取得企業31社に鈴木恒夫市長から感謝状が贈られた他、慶應義塾大学教授の島津明人さんが「健康経営とワーク・エンゲイジメント」と題して講演を行った。パネルデスカッションでは、自動車プレス部品製造会社、(株)テクノステート(葛原)総務本部本部長の長谷川聡さんがモデレーターを務め、データ分析事業を展開する認定企業、(株)分析屋(藤沢)代表取締役の溝口大作さん、有識者として島津さん、ハローワーク藤沢事業所部門の山口就労支援コーディネーターの4人が登壇。認定取得の背景や取組事例などをテーマに、「笑顔の絶えない職場の環境づくりが人の定着につながる一方、部下に優しくするほど管理職はつらくなりがち。社員一人一人が自立し、仕事を分担する必要がある」「人材確保は会社の総合力」など、それぞれ熱弁をふるった。

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