藤沢 経済
公開日:2026.01.23
江ノ電に新型車両「700形」
海を満喫、対面座席 今春に営業運転
江ノ島電鉄(株)(片瀬海岸/黒田聡社長)は1月16日、新型車両「700形」(2両編成)を鎌倉市の極楽寺車区で関係者らにお披露目した。新型導入は2006年の「500形」以来20年ぶり。4月以降の営業運転開始を目指している。
コンセプトは「日常から非日常まで 想いを紡ぐENODEN」。緑の車体はそのままに、傾斜した全面ガラスを採用した。社内のレイアウトも変更。外国人観光客らによるオーバーツーリズムが問題となり、住民から電車混雑の苦情が寄せられていたことを踏まえ、山側の窓を背にしたシートに対し、海側は向かい合わせの「クロスシート」にした。着座した乗客の足が通路へ出ないようにすることで、乗客が立つスペースを広く確保。視線は海に向き、景色が楽しめる設計だ。
環境負荷低減にも配慮した。エネルギー効率の良い動力装置などを導入。既存車両と比べ、消費電力を約49%低減できるという。その他、防犯カメラや通話型の非常通報装置を設置。車内の案内表示には、英語の他、韓国語と中国語も加えた。新型車両に合わせて新たな制服も披露した。
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