(株)大船軒(黒田裕社長)は10月24日、市内岡本の本社駐車場で「鯵祭(あじまつり)」を開催した。
これは同社の看板商品「鯵の押寿し」への100年を超える愛顧と、鯵をはじめ同社が扱う食材の命に感謝しようと行われているもの。従来は社内だけの行事だったが、昨年から一般にも公開されている。
当日は御霊神社の神職による祭事が執り行われ、産土神と火の神、水の神を招神して心身を清めて除災招福を祈る伝統の神事「鎌倉神楽」の一部が奉納された。
また会場では鯵の切り落としパックが進呈されたほか、大正時代の掛け紙を復刻した鯵の押寿しなどが限定販売された。
黒田社長は「多くの命をいただくことで我々の事業は成り立っている。自然からの恵みに感謝するとともに、地域住民の皆さんに当社の事業を改めて知ってもらう機会になれば。来年以降も続けていきたい」と話していた。
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