洲崎陣出の杜の会(徳増元治代表)は12月17日、「深沢地区の再開発にもっと地域の声を活かすべき」として、松尾崇市長に計画再考を求める3132人分の署名を提出した。
同会はJR大船工場跡地を中心とした深沢地区の約32・6ヘクタールで進む再開発計画に対し、住民の立場からまちづくりの提案を続けている。2014年12月には市議会に計画見直しを求める陳情を提出し、採択された。
陳情採択後、同会と市の間で話し合いが続いてきたが「行政は現行案通りの実施にこだわり、見直しに至らなかった」という。
そのため同会では、具体的な見直し項目をまとめたうえで独自にまちづくりのイメージ図を作成し、10月下旬から約1カ月間にわたって署名活動を行った。
この日、松尾市長に署名を手渡した徳増代表は「計画の再考を求める地域の声が多くあることを知ってほしい」と話し、JRとの協議の場の設定や市が地域向けに行ったワークショップの報告会開催などを要望した。これに対し松尾市長は「報告会はぜひ実施したい。JR側にも皆さんの意向を伝える」と返答した。
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