市内大町の清興建設株式会社(石渡好行社長)は「高齢者が健康に長生きできる」住宅提案に力を入れている。その取り組みの一つとして、7月から市内長谷にある石渡社長の自宅をモデルルームとして公開を始めた。
モデルルームは2世帯住宅の2階部分にあたり、2年前まで先代社長の石渡弘雄氏が住んでいた。弘雄氏は103歳で天寿を全うするまで、室内に取り付けた手すりを使用しながら自分の足で歩くことを日課にしていたという。
このことを受け、「住み慣れた場所で人生を全うできる高齢者の終の住家」をコンセプトにバリアフリー改修を実施。段差をなくし間口を広くすることで動線を確保しつつも、床の間といった「住宅の思い出」はそのまま残されている。
石渡社長は「自分らしく生きていける空間を作っていくのが、私の使命です。先代も自宅で自分の力で生活できたことが、長寿につながりました。リフォームを希望する人一人ひとりとじっくりと話し合ったうえで、元気で無理なく暮らせる環境作りをお手伝いできれば」と話している。
モデルルームの見学は要事前予約。受付時間は午前9時から午後5時までで、水曜、日曜、祭日が休業日。問合せは【電話】0467・24・3700清興建設へ。
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