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映画甲子園競作部門で準優勝した『カメラを持って。』の監督を務めた 松永 虎太郎さん 鎌倉学園高校3年

掲載号:2017年1月20日号

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「カメラを持って」未来へ

 ○…昨年末に東京都で開かれた「映画甲子園」で、鎌倉学園映画研究同好会が出品した『カメラを持って。』が競作部門で準優勝、品評部門で特選を獲得した。同作で監督・脚本を務め「結果は素直にうれしい。高校生活最後に良い思い出ができました」と朗らかに語る。

 ○…同作はある高校の映画部が舞台の青春ドラマ。作品を顧問にけなされたことをきっかけにバラバラになった部員たちが、新入生の入部を機に映画への情熱を取り戻し、再び作品制作に踏み出す姿を描いている。自分たちと同じ「映画部」を舞台としたため、台詞や設定に独自のリアリティが生まれたほか、昨年コンクールに挑んだ初監督作品の反省を生かして視点を変えたカットを挿入するなど、編集にもこだわった。「撮影に関する学生ならではの制限や評価など、今まで感じてきたことを作品にぶつけた。足りない部分は仲間が補ってくれ、これまでの集大成となる作品に仕上がった」と振り返る。

 ○…鎌倉学園に入学後、当初は運動部に所属していたが1年で退部。中学2年生のときに映画研究同好会に加わった。当時は映画鑑賞が活動のメインだったが、次第に「自分も撮ってみたい」と思うように。中学2年の終わりから先輩と協力して作り上げた作品は「出来上がりがイメージとかけ離れてしまった」と苦笑い。それでも学園祭で披露すると「楽しかった」と感想が寄せられ、「もっと良いものを作って多くの人に喜んで欲しい」と思うようになったという。

 ○…将来の夢は「映画監督」ときっぱり。現在は「年間300本以上は観ていた」という映画鑑賞を一時封印し、志望大学合格に向け勉強に集中している。「『カメラを持って。』の最後の丸は僕たちの高校生としての終着点を表している。仲間との大切な思い出を糧に、これからはもっと色々なジャンルの作品に挑戦していきたい」と満面の笑みを浮かべた。

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