日本基督教団鎌倉教会(由比ガ浜)で3月8日と9日の2日間、会堂のステンドグラスの取り外しが行われた。
このステンドグラスは、1926(大正15)年に会堂が建設された際に設置されたもの。「日本初のステンドグラス作家」と言われ、数多くの洋風建築に作品を収めた小川三知(1867〜1928)の晩年の傑作の一つとして知られている。
設置から90年以上を経て傷みが目立ってきたため、このほど修復が決まった。
作業はステンドグラス作家の平山健雄さんと同教会関係者が慎重に窓枠から取り外し、代わりにレプリカがはめ込まれた。平山さんは「ガラスの汚れが目立つほか、たわみやひび割れもある。人間に例えれば骨粗しょう症や骨折も見られる重病人」と話した。
会堂そのものも改修を予定しているため、修復を終えたステンドグラスが再びお披露目されるのは、数年後になるという。
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