鎌倉版 掲載号:2017年11月24日号 エリアトップへ

12月3日に開催される「鎌倉囃子コンテスト」を企画した 山本 真也さん 大町在住 51歳

掲載号:2017年11月24日号

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文化育てるアイデアマン

 ○…大小の太鼓や笛、鉦で演奏され、現在は地域の祭りなどで披露されることが多い鎌倉囃子。その「チャンピオンチーム」を決めようというコンテストを、12月3日(日)に鎌倉生涯学習センターで開催する。「鎌倉時代には武士のたしなみとも言われた鎌倉囃子は、流鏑馬と並ぶ価値があるはず。その魅力を知ってもらえたら」と力強く話す。

 ○…市内大町で生まれ育った。小学生の時に地元の保存会で鎌倉囃子を始めると、すぐにそのとりこに。「もともとお祭りが大好き。どれだけやっても『完成』がない奥深さも魅力」と語る。33歳から40歳まで「鎌倉囃子大町祇園会」の会長を務めるなど後進の指導に当たってきたが、当時から強い危機感があったという。「今の子どもたちは塾や習い事に忙しく、稽古も来たり来なかったり。指導者の意識もばらばらで、このままでは技術は低下し、次世代への継承も難しい」。

 ○…そこで思いついたのが「鎌倉囃子コンテスト」のアイデア。チームには神社や地域の名前を入れず、あくまで個人参加とするなどルールも工夫した。「競い合うことへの異論はもちろんあります。でも大勢の前で演奏することや、もっと順位を上げたい、という気持ちが練習に打ち込むモチベーションになれば」と狙いを話す。今後は地域や保存会任せだった継承の仕組みづくりにも取り組みたい考えだ。

 ○…20歳で始めた社交ダンスでは、プロとして活動するかたわらインストラクターを務め、17年前に自らの教室を市内に設立。最近では「ダンス本来の社交の意味を取り戻したい」と「鎌倉舞踏会」と銘打った企画を実施するなど、多方面で活躍している。それでも「自分が大切にしてきたものをもっと良くしたいと思って、そのためにやるべきことをやってきただけ」と力みはない。これからも、鎌倉で文化の芽を守り育てるための活動を、自然体で続けていくつもりだ。

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