鎌倉おなり保育園がこのほど、御成町在宅福祉サービスセンター内に開園し、3月31日には開園式が開催された。
同園は市内で高齢者福祉施設などを運営する社会福祉法人鎌倉静養館(西崎猛之理事長)が開設したもの。
同法人は昨年10月、もともとデイサービス施設として使用していた同施設2階を改装し、0〜2歳児を対象とした定員19人の小規模保育室を開設。さらに3階で高齢者向け配食サービスなどを実施していたNPO法人が昨年末で事業を中止したことを受け、3階も改装して0〜5歳児を対象に、合わせて定員50人の認可保育園として、改めて開園することになった。
昨年10月1日時点での市内の待機児童数69人のうち、鎌倉地域は33人を占めるが、保育園に適した場所が少なく、新設が難しい事情がある。
そのため開園式で松尾崇市長は「鎌倉地域の待機児童解消は喫緊の課題であり、新たな施設ができることは大変ありがたい」と挨拶。西崎理事長は「ボランティアとの連携など、我々ならではの保育を実践したい」と話していた。
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