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鎌倉 文化

公開日:2019.01.25

境内に響く祈願の声
本覚寺の本えびす

  • 福笹を手に境内を歩く福娘

 「商売繁盛、家内安全、お祈り申し上げまーす」。今年も本覚寺(市内小町)に福娘らの声が響く。

 恒例の本えびすが1月10日開催され、夷堂裏で育った笹に縁起物を飾った「福笹」を求める人の長い行列ができていた。同寺には商売繁盛をもたらすえびす神がまつられており、ご利益を求めて県内外から事業主をはじめ多くの人が足を運ぶ。

 華やかな衣装の福娘を被写体にカメラを構える写真愛好家の姿や、鎌倉江の島七福神巡りをしているという人も数多く見られた。

 また、この日は「110番の日」にちなみ、鎌倉警察署による啓発ブースも設けられ、署員らが参拝客に詐欺などへの注意を呼び掛けていた。

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