市内七里ガ浜出身の宮地陸斗さん(17)が7月31日から8月2日まで、鹿児島県で開催されるインターハイ体操競技団体に出場する。
宮地さんは現在、日本体育大学荏原高校(東京都大田区)の3年生で、器械体操部に所属する。
同部は6月1日、2日に千葉県で開催された関東大会で準優勝し、インターハイ出場を決めた。同大会では「得意のあん馬でミスが出てしまった」と必ずしも満足のいく結果ではなかったというが、「今のチームは誰かがミスしてもそれを全員でフォローできる雰囲気がある」と、仲間への感謝を口にする。
両親の勧めで幼稚園の頃に体操を始めた宮地さん。小学生になると地元のクラブに入会し、本格的に競技に取り組むようになった。
中学時代には指導を受けていたコーチの移籍に合わせて大阪へ。約1年半、友人と共同生活を送りながら体操漬けの日々を送った。
過去2年は4人で構成する団体メンバーに入れず悔しい思いをしただけに、待ち望んだ全国の舞台にかける思いは強い。10月に開催される世界選手権代表にも選ばれた橋本大輝選手擁する市立船橋高校(千葉)など、ライバルたちも強者ぞろいだが「目指すは優勝。3年間練習してきた全てを出し切る」と力強く語る。
高校卒業後も競技は続ける予定で「まずは年代別の代表に選ばれるような実力を付けたい」と話している。
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