浄明寺在住の水彩画家・矢野元晴さん(31)が10月18日、鎌倉市役所を訪れ、松尾崇市長を表敬訪問した。
にじみやぼかしを生かした独特な筆遣いが特徴的な「水彩印象画法」を用いて、ドラマチックな絵を1時間ほどで描く矢野さん。先月、市内72カ所の風景をまとめた画集『平成鎌倉の記憶』を出版したことを受け、「鎌倉の魅力発信に貢献した」として今回の表敬訪問が実現した。
同日、矢野さんは画集と鶴岡八幡宮を描いた絵を市に寄贈。松尾市長は「見逃しがちな景色も空気感や雰囲気を際立たせて描かれていてすてき」と絶賛。矢野さんは「今後も文化のまち鎌倉を描き続け、日本の水彩画を世界レベルに上げていきたい」と熱く語った。
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