市内今泉台のデイサービス施設「ワーキングデイわかば」で1月18日、オレンジカフェが開催された。
同施設を運営するさくらコミュニティーケアサービス(稲田秀樹代表)が、認知症の当事者やその家族、医療・介護従事者を招き、交流や情報交換を目的に定期的に企画しているもの。
この日は雪がちらつく空模様ということもあり、来場したのは82歳の夫と79歳の妻の夫婦1組。夫は町内会の役員を務めるほか趣味のテニスを楽しむなど活発に過ごす一方で、1年半ほど前から同じ話を何度もしたり、道を間違えることが多くなったという。
話を聞いた稲田代表は「直近の記憶に問題があるものの、ある意味では年齢相応の状態なので悲観する必要はない。認知症としても進行を緩やかにするためには地域での役割があったり、運動をしていることが大切。今できていることを続ける努力をしていきましょう」とアドバイスした。
妻は「病院で診てもらったこともあったが、治療の必要はないと言われるばかり。ここに来ることも最初は抵抗はあったけれど、ためになる話を聞くことができてほっとした」と話していた。
次回は3月14日(土)午後1時から3時まで開催される。
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