鎌倉版 掲載号:2020年2月28日号 エリアトップへ

羊かんと「神宮の森」成田山への初詣ツアー

文化

掲載号:2020年2月28日号

  • LINE
  • hatena
五輪シンボルと新国立競技場、クーベルタンの像
五輪シンボルと新国立競技場、クーベルタンの像

 成田山といえば幼い頃、祖母が毎年初詣に行き、土産に羊かんを持ち帰ってくれたのを覚えている。祖母は近衛師団にいた次男(私の叔父)を仏印進駐で失ったので、成田山参拝者が多かった近衛兵の遺族として、初詣に行くようになったのかもしれない。今年80

歳という節目の年齢を迎え「一度は成田を訪れてみたい」との思いが強く、1月23日の日帰り初詣ツアーに参加した。

 鎌倉からバスに乗り、成田山に到着。新勝寺の境内は広く、新旧の伽藍が立ち並んで庶民の信仰の場の雰囲気が強い。正月の松が取れ、節分には間があって参拝客は多くなかったが、京都・奈良・鎌倉の大寺院とは違う親しみやすさがあった。

 空港に近い成田のホテルで和食のお昼を摂った後、小雨の降る明治神宮へ。日本で一番初詣客が多いと思えないほど人が少なく、シンと静まり返っていた。また「神宮の森」がすっかり深い森に成長していることに驚いた。60年ほど前に六大学野球の応援でしばしば来ていたころとは随分違っていたのだ。

 明治神宮の創建が代々木御料地に決まった1914年当時、この地はアカマツ林がある程度で、畑地や草原、沼地だった。明治天皇を祀る神社を作る以上は「鎮守の森」が必要と荒地に人工林を造成することに。造園に関する有識者が集められ、1921年に『明治神宮御境内林苑計画』を作成。「永久ニ荘厳神聖ナル林相」をめざすと当初、多様な樹種を多層に植栽することで、年月を経て約100年後には常緑広葉樹を中心とした極相林に達するとして、4段階の壮大な林苑計画だった。この計画に沿って、全国から350種を超える10万本の献木が寄せられ、その中から大きなものを選んで植えられた。その結果が100年近く経った今の「神宮の森」の姿なのだ。

 最後はオリンピック・ミュージアム。見て、触れて、体験しながら、五輪について学ぶことをコンセプトに、昨年9月に開館。新国立競技場前にあり、若者の姿が目立った。ぎゅっと詰まったツアーで、夕方6時ごろには帰着。土産は成田の羊かんと八街産の落花生を使った最中にした。

(岩瀬第三春秋会

       柏木浩志)

鎌倉版のローカルニュース最新6

自宅の災害リスクは?

今こそ防災!

自宅の災害リスクは? 社会

「鎌倉市防災情報マップ」更新

9月17日号

セーリング体験

参加募集

セーリング体験 スポーツ

10月江の島で

9月17日号

2年続けて「新しい様式」で

鶴岡八幡宮例大祭

2年続けて「新しい様式」で 文化

流鏑馬中止、神輿は車で

9月17日号

守り伝える神宝一堂に

守り伝える神宝一堂に 文化

鎌倉国宝館

9月17日号

10月に会員登録講習会

地域の子育てを支援

10月に会員登録講習会 社会

ファミリーサポートセンター

9月17日号

奥深き「ひょうたん」

大船フラワーセンター

奥深き「ひょうたん」 社会

18日まで企画展も

9月17日号

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 8月20日0:00更新

  • 7月16日0:00更新

  • 7月9日0:00更新

鎌倉版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

バックナンバー最新号:2021年9月17日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook