東日本大震災から10年を迎えた3月11日、鎌倉宗教者会議(会長=吉田茂穗鶴岡八幡宮宮司)は犠牲者を追悼する「 追悼・復興祈願祭」を鶴岡八幡宮舞殿で開催した。
東日本大震災の発生を機に、市内に拠点を置く神道、仏教、キリスト教の関係者らが宗教の垣根を越えて結成した同団体。祈願祭は2011年から続けられ、建長寺やカトリック雪ノ下教会、円覚寺、高徳院などで行われてきた。
当日は神職や僧侶、司祭・牧師ら約70人が出席。10年前の震災発生時刻に合わせ、黙とうが行われた後、宮司による大祓詞(おおはらいことば)の斉唱、僧侶による観音経の読経、司祭・牧師による聖書朗読などが執り行われた。
今年はコロナ感染症のため事前告知をせず、当日も焼香台の設置も見合わせたが、多くの参拝者が足を止め、一緒に黙とうをささげていた。
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