鎌倉市、市医師会、救急医療システムを手がけるTXP Medeical株式会社(東京都)は7月5日、「次世代救急医療体制の構築に向けた実証事業の実施に関する協定」を締結した。
実証事業は8月中旬から来年3月末まで。救急隊はこれまで、救急搬送先決定のための患者情報を現場から病院へ電話のみで説明し、受け入れができないと次の病院でも同じ情報を口頭で伝えていた。しかし、TXPのAI技術(人工知能)により、患者情報の音声はデータ化され、バイタルや患部の画像も病院へ送信可能に。1件目で受け入れを断られても、作成したデータをそのまま2件目に活用できる。
同じシステムを導入する茨城県日立市では、搬送先決定までの平均時間が3分30秒から1分45秒に短縮。松尾崇市長は「助かる命を確実に助けたい」と期待を寄せた。
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