神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
鎌倉版 公開:2021年8月20日 エリアトップへ

義時講座 政子のイメージ一変 嫉妬深い、強権?

教育

公開:2021年8月20日

  • X
  • LINE
  • hatena
質疑も活発に行われた
質疑も活発に行われた

 第2期となる連続講座「北条義時とその時代を学ぶ」が7月31日、鎌倉歴史文化交流館で行われ、新しいメンバー25人が受講した。同館・鎌倉国宝館主催。

 この日のテーマは「源頼朝と北条政子」と「義時法華堂跡と大倉地域」。

 頼朝の誕生から伊豆流刑、政子との出会い、頼朝死後と時系列に説明しながら、政子の行動、役割などを当時の習慣と照らし合わせて解説した。

 嫉妬深く、政治に口を出すほど強権とイメージされる北条政子。講師を務めた学芸員の山本みなみさんは「当時の習慣では、亡くなった夫の力を、後家が継ぐことは当然だった。だから政子が鎌倉幕府を守るため、後家の立場で世継ぎの決定や朝廷との交渉などを行った」と話した。また頼家を支える「鎌倉殿の13人」の選出にも関わったのではという。

 嫉妬深さについて山本さんは、「長男・頼家を出産した時が26歳、次男・実朝を生んだのは36歳。当時では高齢出産で、男子誕生は幕府の将来、北条氏の今後を左右する重大事。頼朝と女性の関係は浮気や嫉妬という言葉では片づけられない」と強調した。

鎌倉版のローカルニュース最新6

五輪のレガシー、鎌倉へ

五輪のレガシー、鎌倉へ

あさがおプロジェクト

4月25日

「モノレール車内に不審者」

「モノレール車内に不審者」

営業列車で初の対応訓練

4月24日

生誕90年、妻が語る小説家井上ひさし

鎌倉とサーフカルチャー

鎌倉とサーフカルチャー

27日〜5日 展示や講演会

4月21日

初心者向けスマホ講座

初心者向けスマホ講座

大船で5月2日

4月20日

鎌倉山かるた会 大会で躍進中

あっとほーむデスク

  • 4月22日0:00更新

  • 8月20日0:00更新

  • 7月16日0:00更新

鎌倉版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

鎌倉版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月25日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook