市政報告vol.11 指定管理者制度の運営注意深く見守る必要あり 鎌倉市議会議員 岡田かずのり
2〜3月にかけての鎌倉市議会定例会は、3月18日に終了しました。
従来、生涯学習センター等の管理・運営については、利用団体から利用時間帯区分の問題や利用団体の施設への苦情などについて、管理会社などにスムーズに伝達されないなどの課題がありました。議会にも、活用団体から改善の要望も提出されていました。
鎌倉市生涯学習センターの管理・運営案件について鎌倉市議会は議会最終日に、従来の利用区分による利用が可能となるような議会議案第12号「鎌倉市生涯学習センター条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例」を、13対11(議員1名が退席)で可決しました。その他の場所の施設利用団体からも施設管理についての改善要望なども出ていて、指定管理者制度の運営改善など根本的な疑念が噴出しつつあります。今後、注意深く見守る必要があると考えます。
市の財政運営環境改善へ
また、「ふるさと寄付金推進事業」では南足柄市からアサヒビール工場が撤退し、市の事業が大打撃を受ける等の報道もなされ、再来年度には神奈川県第1位の座を他の都市に譲ることになりそうです。鎌倉市のふるさと寄附金事業は順調に進んでいますが、来年度は経常的に出る事業費約9億円と寄附見込額約18億円についても予算計上されました。
経常収支1%は4億円くらいですから、2%くらいの経常支出としてふるさと寄附金の事業費が出ているのに、寄附金としては経常収入として約4%を見込めないのは痛いと考えています。
いずれにしろ、しっかりとした鎌倉市の財政運営ができるよう、環境改善に取り組む決意です。
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