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鎌倉 経済

公開日:2023.04.21

鎌倉産業ビジネスコンクール
鎌倉ハム&学生チームが優勝
グランピングで活性化提案

  • 鎌倉ハム&学生チームのメンバー

 地域企業と学生によって鎌倉の産業活性を探る「鎌倉産業ビジネスコンクール2023」が4月15日、鎌倉女子大学二階堂学舎で初開催され、グランピングのアイデアを発表した(株)鎌倉ハム富岡商会と学生のチームが優勝した。

 鎌倉産業ビジネスコンクールは、学生と企業の接点づくりや新事業開発を目的に鎌倉青年会議所(鎌倉JC)が主催。コンクールには、公募などにより市内10企業と学生10人以上が参加した。

 15日の決勝戦を前に、11日には企業と学生が顔を合わせてチーム分けを行い、そのまま事業プランとプレゼンテーション資料を作成。10のアイデアから参加者投票によって5つに絞られ、選ばれた5チームが15日に発表した。

 決勝戦では、鎌倉ハムと学生が考案した「グランピングで実現する売上向上と地域活性化」が、審査員から最多得票を獲得。豪華さとキャンプを融合した「グランピング」を市内に誘致し、同社のハムやソーセージの商品を食材に活用してもらい、消費者層の拡大につなげようという狙いだ。

 受賞に際し鎌倉ハムの松井貴幸さんは、「当社の課題に対し学生たちが解決策を考えてくれた。今後一緒に進めていければ」と語った。学生の吉澤凌雅さん(21)は「短い時間でまとめるのは難しかったけれど、選ばれてうれしい」、樋口颯真さん(21)も「いろいろと学ぶことができた。地元が盛り上がれば」と喜んだ。

 グランピング案は、実現に向けて鎌倉JCがサポートしていく。

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