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鎌倉 スポーツ

公開日:2023.05.12

指導者絶賛の”バネ”で開花
小林まなかさんが関東V
陸上・60mハードル

  • メダルを手にする小林さん=8日・鳩スタ

 小学生対象の「第27回ジュニア陸上競技・チャレンジカップ東京」が、5月3〜4日に駒沢オリンピック公園陸上競技場で開催され、小林まなかさん(深沢小4年)が4年女子の60mハードルで優勝した。

 関東地区から13人が参加した同クラスでは、2組に分かれてタイムレースを実施。小林さんは11秒12と出場選手中最速のタイムを記録し、金メダルを獲得した。「ハードルのレースは初めてだったけれど、優勝できてうれしい」

 初優勝をこう振り返る小林さんは、湘南深沢駅そばのみんなの鳩サブレースタジマムを拠点に活動する「バーズ陸上アカデミー鎌倉校」で、1年前に陸上競技を始めたばかり。毎週月曜の1時間、走って、跳んで、投げてと幅広いトレーニングに励んでいる。

 練習の中で、クラブのコーチたちは小林さんのジャンプ力に着目。古藤涼平代表(32)は「ここまでバネのある子は見たことがない」と言い、年明けからハードルに挑戦する小林さんは、半年も経たないうちに初優勝を果たした。

 もともとスプリント力は高く、50m走は7秒7。さらにコーチ陣絶賛のバネを生かしたハードリングを現在強化している。古藤代表は「技術面はまだまだだが、すでに同世代で県内トップクラスの実力がある」。小林さんも、「もっと記録を伸ばせるように頑張りたい」と目を輝かせた。

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