戻る

鎌倉 社会

公開日:2023.05.12

子育て支援の手が不足
ファミサポ需要、20年で10倍

  • 申し込みは電話またはこちらから

 子育て中で家事や送迎などの助けを必要とする人と、有償ボランティア(1時間700円〜)で支援者とをつなぐ事業が鎌倉市で始まり20年―。事業を担う鎌倉市ファミリーサポートセンター(通称ファミサポ)によれば、20年間で子育てに関わる環境が変化し、支援を必要とする「依頼会員」は10倍に。一方、サポートする「支援会員」は2・5倍に留まり、不足している状態だ=表。

 支援会員不足により、依頼者の希望通りの支援ができない場合もあるという。「子育てを終えた40、50代をはじめ、70代の方や働きながら空いた時間にという方も。支援会員さんがもっと増えれば」(スタッフ)

6月に講習会

 ファミサポでは、「支援会員登録講習会」を6月6日(火)、15日(木)、21日(水)、29日(木)の全4回で開催。会場は大船学習センターで、各日午前9時30分から午後0時20分(21日のみ2時30分)まで。

 4回に分けて子どもの発達や現代の子育てなどについて学ぶ。登録後は、ファミサポのアドバイザーが立ち合い、依頼会員との顔合わせをしてから活動を始めるため安心だ。対象は市内在住の20歳以上で子ども好きな人。資格の有無は問わない。先着20人、参加無料。(問)ファミサポ【電話】0467・42・7415

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

鎌倉 ローカルニュースの新着記事

鎌倉 ローカルニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS