鎌倉 スポーツ
公開日:2023.06.09
県4位、16日から関東大会
陸上 リレーで"七里ガ浜旋風"
七里ガ浜高の陸上男子4×100mリレーチームが、神奈川で旋風を巻き起こした。5月21日まで横浜・三ツ沢公園陸上競技場で行われた県高校総体決勝で、41秒25のチームベストをマークして4位入賞。夏のインターハイ(全国高校総体)出場をかけ、6月16〜19日に山梨県で開かれる南関東大会に挑む。
インターハイ予選を兼ねた県高校総体決勝。相洋、法政二、東海大相模といった私学の強豪校に続いて4着でフィニッシュしたのが、七里ガ浜だった。これまで目立った実績がなかった公立校の躍進に、会場がざわつく。アンカーを務めた菅原明澄さん(3年)は照れながら言う。「自分たちもここまでは予想していなかった」
菅原さんに、2走でエースの河津新真さんと3走・松元慎さんの3年生が中心の同校。中学時代に県大会まで進んだ経験を持つ3人が同時に入学し、1年秋からリレーメンバーに。さらに、今大会で1走を担った紺田哲也さん(2年)が1年遅れで加わり、戦力は整った。
このチームで今年3月に43秒台、4月には42秒49をマーク。さらに県総体では、予選で41秒55、南関東への切符(6位以内)を目指した決勝で41秒25まで記録を伸ばした。「バトンパスがこれまでで1番よかった」と松元さんは言い、大舞台での勝負強さも見せつけた。
躍進の裏には、冬場の筋力トレーニング、学校前に広がる海での砂浜ダッシュによる肉体強化があった。個人種目の200mでも4位に入って南関東大会進出を決めた河津さんは、記録更新中のリレーチームのさらなる可能性を感じている。「もっと出せる。インターハイを目指したい」。南関東6位以内へ、再び旋風を巻き起こす。
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