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鎌倉 教育

公開日:2023.06.09

「町のすてき」を地図に
西鎌倉小で作成スタート

  • テーマ選定や書き方を学ぶ児童たち =2日

 西鎌倉小学校の3年生110人が6月2日、町の魅力をさまざまな人に伝えることを目的とした、手作り地図の作成をスタートした。

 手作り地図の取り組みは、鎌倉市立小中学校が企業や団体とともに、プロジェクト型学習などを実践するための寄付金制度「鎌倉スクールコラボファンド」を活用。3年生たちは、「町のすてきがいっぱいの手書き地図を作ろう」をテーマに、地域の中で興味や関心を持った物事にスポットを当て、現地に足を運びながらオリジナル地図の作成を1年かけて進めていく。

 初回の講師を務めたのは、全国各地のまちおこしや地域学習の現場で、ワークショップを企画する手書き地図推進委員会の赤津直紀さん。地図の書き方や事例を紹介しながら、「作者独自の視点で描いた地図は、物語のように町を楽しめる」と魅力を伝えた。

 児童たちは「正解がなくて自由に書けるのが面白そう」、「自分が好きなことを地図にできる」、「町のことをもっと知りたい」と話し、意欲を見せた。

昨年は部門賞に

 推進委員会では、優秀作品を表彰する「手書き地図アワード」を年度末に実施。昨年度は全国から87作の応募があり、同校の現4年生の3グループが部門賞に選ばれた。3年担任の高橋宣弘教諭は、「今年の3年生は、賞を獲った4年生から作り方を学びたいと張り切っている。地域とのつながりを深めるきっかけにしたい」と話した。

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