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鎌倉 意見広告

公開日:2023.09.22

市政報告vol.16
経常収支比率99・9→94・0%2年以上かかった改善策
鎌倉市議会議員 岡田かずのり

 鎌倉市の経常収支比率=経常充当一般財源(B)÷経常一般財源収入額(A)で表されます。市の経常収支比率は財政の弾力性を表し、数値が低いほど経常的に使える財源に余裕があることを示します。

 2022年度のBは21年度より12億3486万円の減少で、Aは11億4987万円の増額でした。Bの減額の主な項目は、補助費等が約12億円ダウンでした。他方、Aの増額の主な項目は個人市民税が約11億円アップでした。

 試算すると、377億24万9千円(B)÷401億2554万6千円(A)=0・94で、経常収支比率は94・0%でした。

 Bの補助費が減った説明をざっくりしますと、経常収支比率の分子に入る補助費等のダウンでは、下水道事業会計への操出金の一部を経常的経費ではなく臨時的経費に置き換えたからです。下水道事業への基準外繰出額は、約16億円でした。下水道事業会計から見た基準外繰入金は、下水道事業の財源として借り入れた市債に係る元金償還金の一部として全額支出されています。

 ここに来るまで2年以上かかりました。改善以上の成果です。2022年度の経常収支比率94・0%の効果額は、2021年度と比較し全体として約24億円でした。

岡田かずのり

鎌倉市植木在住

TEL:080-1265-1888

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