鎌倉の文化や歴史を学ぶことで魅力を再発見し、全国に多くの”鎌倉ファン”を生み出そうと実施される「鎌倉観光文化検定試験」。昨年11月に鎌倉女子大学大船キャンパスで行われた17回目の結果が、1月18日、主催の鎌倉商工会議所から発表された。
県内外から732人受験
今回の受験者数は、1〜3級で合計732人。そのうち、3級231人、2級203人、最難関となる1級は38人が合格証書を手にした。合格率で見ると、3級は66%と前回の合格率81・1%を下回ったものの、2級は前回58・3→今回78・7%、1級は前回15・4→今回30・6%と大幅に伸びた。
歴史、文化、観光、自然、暮らしなど多岐にわたる問題が出される鎌倉検定。受験者全体に占める市内在住者の割合は29%で、約2割が県外。今回は岩手や福島、山口、大分からの挑戦者もいた。男女比は男性63・9%、女性36・1%。年齢は50〜60代が全体の6割を占めた。
そんな中、3級を受験した市内梶原在住の太田望実さん(10・清泉小4年)は、今回の最年少合格者となった。昨年に続いて2度目の挑戦で、初の合格証書を受け取った。「去年はあと4点届かなかったので、合格できて本当にうれしい」とにっこり笑う。
太田さんは、学校での郷土学習や大河ドラマ『鎌倉殿の13人』によって地元に興味が湧き、鎌倉検定を受験。9歳だった前回は、年齢チェック欄が「10〜19歳」以上しかなく困ったという。10歳の今回は、過去問題を繰り返して臨んで見事クリア。上位の2級、1級への挑戦については、「できたら受けたい」と話した。
なお、今回の最高齢合格者は3級の92歳だった。
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