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いろんなカタチ鎌倉×有限会社1ミリ 「じぶんのカタチ」を大切に 多様性の考え方伝える絵本

教育

公開:2024年3月7日

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絵本を制作した細田愛子さん、古谷さん、小宅さん、松本牧子さん
絵本を制作した細田愛子さん、古谷さん、小宅さん、松本牧子さん

 子どもの発達の多様性について、啓発や支援活動を続ける「いろんなカタチ鎌倉」(小宅まどか代表)が、七里ガ浜東の出版社・有限会社1ミリ(古谷聡代表)と共に絵本『みんな いろんなカタチ』を出版した。

 いろんなカタチ鎌倉は、子どもの発達の多様性について知り、支え合い、それぞれの育ちを応援する団体。子どもが通う小学校で読み聞かせをやっていた小宅さんらが立ち上げ、2018〜20年度には「いろんなカタチ新聞」を市との協働事業で発行。市内での企画展も開くなど、考え方や感じ方、得意・不得意などの人との違いを知り認め合ったり、自分自身を見つめ直したりするきっかけとなる情報を発信してきた。

 完成した絵本は、1ミリの古谷さんからの提案で1年ほど前から制作に着手。話し合いを重ね、何度も文章とイラストを手直しし、2月25日まで小町で開いた企画展で発売にこぎつけた。「いつか絵本を作るのが夢だった」とメンバーは口をそろえる。古谷さんも「押しつけがましくなく、生きづらさがある人の救いになる絵本になったはず」と笑顔を見せた。

 市内各図書館にも寄贈予定で、「ありのままの自分を大切に生きていってほしいという願いを込めた。子どもだけでなく、大人にも読んでほしい」と小宅さん。税込1430円。たらば書房で取り扱うほか、全国の書店で注文可能。

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