当事者が立ち上がることが1番 市政報告vol.19 鎌倉市立小中学校25校の女子トイレへ生理用品を 鎌倉市議会議員 岡田かずのり
今年9月の決算等審査特別委員会では、小学校16校・中学校9校の児童生徒の男女別クラス別の人数について『鎌倉市の統計』に掲載するよう行政に要請し、内諾を得ました。その理由は、能登半島地震の折、被災地支援についてSNS上で生理用品の取り扱いが議論になりました。それに関連して鎌倉市内の小・中学校のトイレでの生理用品の扱いはどうなっているのか、年度当初から調べました。
鎌倉市立の小・中学校1校あたり2万円の配当がありましたが、ゼロ執行の学校も2月の予算等審査特別委員会で明らかになりました。執行額の残にビックリするとともに、そんな配当費用で足りるのか疑問符がつきました。関係者の方々と相談して、児童生徒が保健室に行かずに気兼ねなく生理用品を使える環境を作ろうと自分なりに決心しました。
課題として費用はいくらが妥当なのか、児童生徒のクラス別男女別の人数が分からないと話にならないと思い、各小・中学校のホームページを検索したら公開がマダラ状でした。で、調べたら行政文書公開請求しないと分からないようになっていました。親としても児童生徒のクラス別男女比位は知りたいでしょう。私の場合は、生理用品の費用算定基礎資料の一つとして『鎌倉市の統計』に掲載を是非と要望したのです。各校の当事者が立ち上がるのが1番。保護者の皆さんには鎌倉市教育委員会からのお知らせも通知されているかと思いますが…。教員委員会が発出した通知文がこちらです。
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