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意外と多い仏教用語から来た言葉?
記者―今日は、普段使っている言葉が意外と仏教とゆかりがあるという話をメモリアルホール「美空」を運営する(株)平和堂典礼の代表とした。
代表―それでは毎日かわす「挨拶」これは禅宗で問答を交わして相手の悟りを試す事を「一挨一拶」と言うことから来ていると言われています。毎日必ず通る「玄関」は中国「老子」の「玄の又玄なる衆の妙なる門」による語で日本では鎌倉時代に禅宗で用いられた仏教語です。「玄」は奥が深い悟りの境地を意味し、「関」は入口の事になります。つまり玄妙な道に入る関門になり奥深い仏道への入口の事になります。その為、禅宗の方丈への入口を意味し、寺の門などにも用いられ江戸時代以降になると住居の入口にも用いられるようになったようです。
「油断」の諸説はありますが、仏教徒が灯油の油を断たずに常に灯油を捧げる功徳の重要性を表す。字のごとくですね。
「愚痴」の痴は仏教が教える煩悩の一つです。数ある煩悩の中でも仏道を歩むものにとっての三毒と言われるもっとも根強い煩悩でもあります。逆に「安心」はアンジンと読み浄土門では阿弥陀仏の救済を信じ極楽往生を絶えず求める心を言います。聖道門では自身の心を落ち着かせて安定することを言います。
次はあまり使ってはいけない言葉で、「馬鹿」と「チクショウ」です。「馬鹿」は梵語(サンスクリット)のmoha(愚か)の意味で、バングラデシュの公用語であるベンガル語でも「バカ」と言う単語があり、なんと日本と同じ意味です。ベンガル語はサンスクリットが祖語だから意味が同じなのかもしれませんね。
「チクショウ」は皆さんご存知の通り、地獄・餓鬼・畜生の三悪道の一つです。やることが無くて「退屈」な時もありますが、仏教用語では、求道心が退き屈する事で、仏道修行にくじけて嫌気がさす事だそうです。そんな時は根性で我慢するところなのですが、「根性」の「根」は気力の元、「性」は善悪の習慣の事で、「我慢」はやはり煩悩の一つで強い自己意識から起こす慢心の事なのです。まだまだ沢山ありますから探してみると面白いと思います。
記者―本当に普通に使っている言葉ですね。ビックリしました。しかも、メモリアルホール「美空」の「空」も仏教語から来ているそうです。(株)平和堂では「美空」の一階に葬儀事前相談室を設けている。葬儀の心配事は相談してみるといいかもしれない。
■(株)平和堂典礼
【フリーダイヤル】0120・59・6999
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