茅ヶ崎市立病院(仙賀裕病院長)は8月26日、8月4日に卵巣などの摘出手術を受けた市内在住の70代女性の腹部に、手術で使用した器具を置き忘れる医療ミスがあったと発表した。
器具は手術中に腸を傷つけないように押さえる「腸圧定ヘラ」。ステンレス製で幅約4センチ、長さ約30センチ、厚さは約3ミリある。手術から3週間ほど後、腹痛を訴えて再来院した患者をレントゲン撮影したところ器具の置き忘れが判明した。即日の開腹手術で腸閉塞(へいそく)を併発していることもわかり、壊死しかかった小腸の一部と器具を摘出した。患者は入院治療中で術後は良好という。9月中に退院できる見込み。
仙賀病院長は「患者と家族に精神的、身体的負担をかけたことをお詫びします。二度とこのようなことが起きないよう確認作業を徹底し、再発防止と信頼回復に努めたい」と陳謝した。
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