8月にアメリカ・サンフランシスコで開かれた「ポケモンワールドチャンピオンシップス2016」のジュニア部門(2005年以降生まれ)で、甘沼在住の前咲希さん(香川小学校5年)が9位に入賞した。
この大会はモンスターを育成、対戦する家庭用ゲーム「ポケットモンスター」の世界大会。前さんは、今年6月に国内予選インターネット大会で17位に入賞し、世界大会への出場権を獲得。1次予選を3連勝で勝ち進むと、勢いに乗り2次予選も5勝1敗で突破、上位18人で行われた決勝トーナメントでアメリカ代表選手と対戦し、最終順位9位で大会を終えた。
前さんは7歳の誕生日に両親にポケモンのソフトを買ってもらったことをきっかけにゲームにはまり、昨年秋に東日本王者決定戦で5位に入賞、小学生日本一を決める竜王戦にも出場するほどの腕前に。お気に入りのポケモン「ドーブル」で、相手を眠らせる戦術などでバトルを制してきた。世界大会に向けては、父親の真一郎さんと共に練習に励んできた。
前さんは「もっと上位を狙えたと思うので悔しい。でも色々な国の人と戦えて、勉強にもなったし、楽しかった」と話した。
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