茅ヶ崎市教育委員会が主催した「第36回ちがさき宇宙教室 コズミックカレッジ・ファンダメンタルコース」が11月20日に県藤沢土木事務所汐見台庁舎内なぎさギャラリー会議室で開催され、市内の小学生を中心に73人が参加した。
株式会社ミウラ折りラボの阿彦由美さんと稲憲二さんを講師に迎え、「自然界から宇宙に広がるミウラ折り」をテーマに、折り方の秘密と魅力について講義し、工作の指導も行った。
「ミウラ折り」は、平行四辺形の連続で構成され瞬時に広げて畳むことができる独自の折り方。東京大学名誉教授の三浦公亮氏が考案し、人工衛星の太陽光パネルの展開技術に活用されるなど、宇宙開発に欠かせない技術となっている。日常生活では、紙製の地図などにも活用されている。
教室では、まず基本の折り方を学び、立体的な富士山を折る工程を体験した。次にグループに分かれ、A1サイズの模造紙で通常の折り方とミウラ折りとの比較実験を行った。ミウラ折りで折られた紙の両端を子どもたちが引っ張ると瞬時に広がり、会場から歓声が沸き起こっていた。次回の宇宙教室は来年2月下旬か3月上旬に予定している。
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