緑が浜小学校(西片尚之校長、児童数329人)で10月31日に開かれた「第17回緑が浜小学校運動会」に、ワシとタカを描いたモザイク壁画が登場した。
これは同校の運動会で実施している恒例行事。児童らがその年のスローガンを盛り込んだモザイク壁画を制作し、運動会の日に校舎の壁面に飾っている。大阪の高校の文化祭で始まり、全国の中学校や高校に広まったもので、小学校で実施している学校は珍しい。
同校では運動会の際、以前は校舎の窓部分にスローガンを掲げるだけだったが「絵の好きな児童が多いので、それを活かして製作してみてはどうか」と職員から提案があり、7年前からモザイク壁画の制作と運動会での掲示を行っている。
力合わせる大切さを学ぶ
壁画デザインは児童から作品を募り、13人の作品の中から全校児童の投票で制作する壁画を決定した。制作期間は約2週間。2年生から6年生までの児童が分担して紙にクレヨンで色を塗り、集まった288枚を運動会のスローガン係が貼りあわせて完成した。
壁画は縦4m、横2・9m。波をバックに飛翔する赤い花(=紅組)をくわえたワシと黄色い花(=白組)をくわえたタカのイラストと共に、今回のスローガン「情熱を注ぎ 勝利への花を咲かせよう」が力強く描かれている。壁画の制作を指導した担当教諭は「力を合わせて一つのことに取り組む大切さを、今後も伝えていきたい」と話している。
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